
ハーウィル東川口の入居者のみなさんは「待ち遠しい♪」と10月のイベントを、ずっと楽しみしていました。今回のゲストは埼玉でボランティア活動をしている「源次の糸乃会」さん。当日は「津軽三味線を生で聞ける貴重な機会」と今まで一番多くの入居者の方がイベント会場に詰め掛けました。三味線を抱え和服姿で登場した「源次の糸乃会」さんを拍手喝采で迎えます。

まずは三味線について解説がありました。三味線は三線(さんしん)とも呼ばれる、日本の伝統的な楽器で、銀杏形の撥(ばち)で弾き演奏します。
早速、三味線の演奏に合わせ「ふるさと」を入居者のみなさんで歌います。次は「盆踊りメドレー」。東京音頭、花笠音頭、ソーラン節と、誰もが知っているお祭りの歌が続き、配られた歌詞カードを見ながら、みなさんも口ずさみます。バチが醸し出す軽快なリズムが心地よく響いて、体も自然に動きます。

心も体も温まってきたところで「世界のメロディー」のコーナーへ。ロシアやスペインの民謡を三味線で奏でます。タイトルは分からないけれど、「聞いたことがある!」というメロディーばかり。 ここでは、お持ちいただいた和太鼓に入居者の方が挑戦することに。
「やってみたい方〜!?」とお声がけすると立候補者が数名。おひとりずつ前に出てきていただき、三味線の演奏に合わせ和太鼓を思い思いに叩きます。

みなさん経験者?と思うほど上手に演奏に合わせてリズムを刻んでくれました。素晴らしい!!
「楽しい」「もっとやりたい〜」というお声もいただきました。ちなみに白石館長も挑戦したものの、なかなかうまくいかず会場からは笑いが。「いつもふざけてくれてありがとう、館長」と入居者のみなさんからお声がかかりましたが、「いたって真面目にやってたんですが……」と本人は肩を落としていました(笑)。

最後の締めは津軽じょんがら節。迫力のある演奏に聞き入りました。「素敵な音楽を聴けて、自分も声を出して参加できて最高でした」「毎月やってほしい!」とみなさん大満足のイベントでした。ぜひ、また来ていただきましょう。