都市部でも買い物難民?!

今回のハーウィルシニアレジデンス通信では、『買い物難民』ついてお伝えしていこうと思います。

 

買い物難民と聞いて思い浮かべるのは過疎地域における問題であり、都市部では関係ないとお思いの方も多いですが、食料品店の減少等に伴い過疎地域のみならず都市部においても高齢者を中心に食料品の購入に困難を感じる消費者が増えてきて社会問題になっています。

要因としては近年、郊外型大型店の進出が目覚ましく、街を支えてきた商店街や食料品店は競争に勝てず閉店するなど衰退を余儀なくされており、この結果街は空洞化しているのです。

 

平成27年時点の統計ですが

自宅から生鮮食品店舗まで500m以上あり、かつ自動車を保有しない65歳以上の高齢者は800万人以上という結果が出ています。

 

次に高齢者の歩行可能距離について全国都市交通特性調査の結果をご覧ください。

1km以上無理なく歩ける方は65歳以上で57%ですが、75歳以上になると48%まで減少します。仮に自宅からスーパーまで500mとして行き帰りで1㎞・・・

この事からも都市部でも“買い物難民”が増加している事が窺い知れます。

高齢化が進む現在、高齢者の買い物難民をいかに減らす事が出来るか日本社会全体の課題とも言えそうです。

 

サービス付き高齢者向け住宅『ハーウィルシニアレジデンス』では無料で入居者の方ための『お買い物送迎』を行っております。日々のお買い物に負担や不安を感じている方は是非サービス付き高齢者向け住宅ハーウィルシニアレジデンスにご見学お越しください。