2017年12月末時点のサービス付き高齢者向け住宅の動向

高齢者住宅研究所は2018年2月2日に、2017年12月末時点のサービス付き高齢者向け住宅の動向を発表しました。
今回のシニアレジデンス通信では、その内容をお伝えさせて頂きます。

1.登録棟数
2017年12月末日現在の登録棟数は6,877棟。12月単独では39棟が登録されました(図1)。
都道府県別登録棟数では、大阪(616棟)が600棟を超えて登録棟数が最も多く前四半期9月末登録棟数から11棟の増加がみられました。

次に、北海道(452棟;9月末比較12棟増)、更に埼玉(351棟;同2棟増)、兵庫(332棟;同9棟増)、東京(328棟;同8棟増)、神奈川(302棟;同7棟増)と続きます。
登録棟数が最も少ないのは、佐賀県(22棟増減無)でした(図2)。

2.住戸数
2017年12月末日現在の登録住戸数は225,374戸、12月単独では1,296戸が登録されました。
都道府県別では、大阪(24,105戸;9月末比較473戸増)、北海道(18,298戸;同565個増)、東京(13,024戸;同87個増)、埼玉(12,479戸;同106個増)、兵庫(12,117戸;同363戸減)、神奈川(11,653戸;同313戸増)、千葉(9,816戸;同114戸増)、愛知(9,010戸;同223戸増)で、上記8都道府県の住戸数の合計は登録住戸数全体の49%を占めています。

3.居室面積について
住戸数が最も多い居室床面積区分は、18㎡(39.7%、89,549戸/225,374(住戸数/全住戸数))でした。
続いて、19㎡(17.9%、39,556戸)が多く、18㎡・19㎡で、全体の58%を占め、20㎡(9.3%、20,989戸)、25㎡(7.3%、16,512戸)と続いています(図4)。
住戸数が最も多い居室床面積区分は降順に、18㎡、19㎡、20㎡、25㎡と続いています。

4.住戸内設備について
住戸内設備状況では、トイレは100%、洗面(225,196戸)もほぼ100%整備されておりますが、収納は97.4%(219,537戸)、キッチンは37.1%(83,693戸)、浴室は21.7%(48,882戸)に設備されており、全設備があるのは20.6%(46,486戸)のみとなっています(図5)。

5.居室面積平均28.30㎡、住戸内設備100%完備の「ハーウィルシニアレジデンス」
サービス付き高齢者向け住宅「ハーウィルシニアレジデンス」は、2018年2月時点で埼玉県内に全12拠点、249室開設されており、
平均居室面積・・・28.30㎡
住戸内設備・・・・100%完備

と、全国平均を大きく上回る結果となっております。

自立の方から要介護の方まで、すべての高齢者の皆様が住み慣れた地域で最後まで楽しく暮らして頂けるハーウィルシニアレジデンス。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。