高齢者のお食事について

今回のハーウィルシニアレジデンス通信では、食事のポイントについてご紹介していきたいと思います。

人は年齢を重ねてくると食の好みや食べる量も変わってきます。
買い物や料理をすること自体億劫になってきたり、胃腸の消化、吸収が衰えることで十分な栄養が摂れなくなることもあります。これが低栄養といわれる状態です。

低栄養状態とは?

約半年の体重減少率、BMI、血液検査の血清アルブミン値3.8g/dl以下かどうか等の基準で判断されています。

人にとって「食べる」ことは「生きる」ために必要なこと。エネルギーやたんぱく質をしっかり摂ることで筋肉の質や量・内蔵機能も保たれますし、免疫機能の高い元気な身体が保つことで自立した生活が送れる要因になるでしょう。


食べるための工夫・栄養を効率よく摂取するポイントをご紹介いたします。


(1)1日3食 主食(ごはん・パン・麺類から好きなもの)を欠かさずに食べる事
(2)おかず(主菜)でお肉、お魚、卵、大豆製品などのたんぱく質をしっかりと食べること。※たんぱく質のおかずで片手のひらに乗るくらいが摂取の目安です。
(3)乳製品、プリン、アイスクリーム、おまんじゅうなどエネルギーが高いものや栄養価が高いものを食べること。
(4)エネルギーが不足しがちな高齢者は適度に間食(おやつ)を摂ること。これは食べることへの楽しみにもつながります。
(5)脱水症状にならないよう、水分の多い料理を食べたり、決まった時間にお茶を飲むなど定期的な水分摂取をすること。

以上のことを生活のなかで少しだけ意識することが大切です。

「食べる」楽しみには、
“食べたいものを考えること”
“買い物に行くこと”
“料理を作る事”
“料理を味わう事”
“誰かと一緒に食べること”
など、いろいろな楽しむ要素があります。

『楽しみながら低栄養を防ぐ』そんな生活がサービス付き高齢者向け住宅ハーウィルシニアレジデンスにはあります。