インターネットで「認知症予防」を検索すると、約2700万件ものサイトがヒットします。
そこでは運動、脳トレ、食事、サプリ、生活習慣…。さまざまな切り口から認知症の予防法が紹介されています。
その中でも特に最近注目を集めている認知症予防の方法が「他人とのつながりをもつこと」です。
「他人とのつながりをもつこと」は、大腸ガン発生・死亡リスクや、要介護状態になるリスクを引き下げることも指摘されています。特に中高年男性では、配偶者のある人はない人に比べて、平均余命が約10年長く、心疾患・脳血管疾患での死亡率、自殺死亡率も低いことが明らかになっています。
長生きをしたい、認知症になるのは避けたいと考えている男性は、仕事を離れたあとも、意識して社会的つながりを維持し、増やしていくよう努めたいものです。
人は社会の中で生きていく存在です。そして社会の中で生きていくうえで重要なのが、誰かを必要とし、また、自分が必要とされる関係性があることです。
もし誰からも気に掛けてもらえず、必要とされないなら、まるで自分が存在していないかのように感じられるのではないでしょうか。アイデンティティー(自分が自分であるという感覚、認識)を保ちにくくなり、心理的に不安定になってしまうかもしれません。
「ごみ屋敷」と呼ばれる、家や敷地からあふれるほど物をため込んだ家の住人は、周囲とのつながりが乏しい人が多いといわれています。
人とのつながりがない不安を、物で自分を取り巻くことで軽減しようとしているのでしょうか。あるいは、人の温もりの代わりに、物に取り囲まれることであたたかさを感じたいのかもしれません。
支援の手が入り、物を片付けても、周囲とのつながりがないままだと再び物をため込んでしまうことが多いそうです。
ごみ屋敷の話は少し極端かもしれません。しかし、年を重ねていくにつれて、どうしても人とのつながりは減っていきがちです。
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