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館内イベント
新春は賑やかにスタート
2012年1月31日(木)
1月31日、ハーウィル栗橋の1階ロービーでは、今年最初のイベントが開催されました。並べ変えたソファーで入居者が待っていると、幻想的な音楽と共に、能面を身につけ、装束をまとった踊り手がゆっくりと登場。厳粛な雰囲気に、誰もが思わず息を飲んで見つめました。
最初の舞が終わり能面を外すと、今日のお客様、茂木さんの笑顔が現れました。茂木さんは、埼玉市在住で、趣味ではじめた踊りや民謡を、さまざまな場所で披露するボランティア活動をされている方です。70歳を超えているとは思えない若々しさで「仕事より、踊りが本業になっています(笑)」と元気いっぱい。
会場が和やかなムードになったところで、新春に相応しく獅子舞がはじまりました。獅子舞の獅子に痛いところを噛んでもらうと病気が治り、頭を噛んでもらうと一年間病気をしないという言い伝えがあるのはご存知ですか? 入所者のみなさんは、「腰が痛いの!」「頭を噛んでもらったら良くなるかしら?」「ここを噛んで!」と、それぞれに希望の箇所をガブガブしてもらって大喜び。その度に用意していたおひねりを渡していました。
その後も、「ひょっとこ」に変身したり、民謡を歌ったり。おしゃべり上手な茂木さんに乗せられ、入居者のみなさんもどんどん饒舌に。「その派手な衣装はどこで手に入いるの?」など質問も飛び交いました。「浅草に行って、自分で探してくるんです~」と会話は弾むばかり。時には下ネタもあって、みなさん大笑いしながら時間が過ぎていきました。
最後には、突然、入所者の一人が、「私もカラオケが大好きなの。歌いたくなっちゃった~」と、アカペラで演歌を披露してくれるというオマケ付きで、さらに盛り上がりました。
イベント終了後は2階のセカンドキッチンでお茶会が開かれました。1月の誕生日の方のお祝いも兼ねて、みんなでワイワイとケーキをいただきました。「また来るね~」と手を振る茂木さんを見送った翌日、100歳になる入居者の方が「獅子に噛んでもらって、腰痛がすっかり良くなったのよ」とみんなに驚きの報告!! 今年も元気で楽しく過ごせそうです。