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館内イベント
銭太鼓のパフォーマンスにウキウキ
2015年7月9日(木)14:00~
場所:ハーウィル栗橋 セカンドキッチン
『銭太鼓』をご存じですか? これは出雲地方が発祥と言われている民族楽器のひとつで、普通の太鼓とは違います。銭を入れた筒を両手に持ち、音楽に合わせてそれをリズミカルに振ったり回したりして演技をするものです。今回は地元で銭太鼓のサークル活動をしている先生が生徒さんと一緒にハーウィル栗橋にやってきてくれました。
カラフルな装飾が施された市販の銭太鼓はなかなかのお値段。先生もいくつかお持ちくださったのですが、さすがに入居者の全員分はないと……。そこで、スタッフが知恵を絞り、水道管を30㎝に切って、中には銭ではなくおはじきを入れて、ピンクのガムテープで止めた『なんちゃって銭太鼓』を10セット作りました!!シンプルな見た目ですが、揺らして出る音は本物にかなり近いものになったんです。
まずは、日舞の指導もされている先生が踊りを披露。しっとりとした踊りを楽しんだ後はいよいよ銭太鼓に挑戦です。入居者のみなさん全員の手に銭太鼓が配られ、『青い山脈』に合わせての練習が始まりました。リズムに合わせて、筒を上げたり下げたり。上級者には筒を回転させながら投げて受けとるという魅せる演奏方法もあるそうですが、「やってみると結構、大変!!」「手がだるくなっちゃう」と、見るとやるとでは大違い! とにもかくにも基本の演奏で歌に合わせられるように何度も練習しました。
「落としちゃったーー」という方がいれば笑いが起き、まるでお手玉のように銭太鼓を扱う方には「あなた、すごい上手じゃない!」と誰もが感心!まるでちょっとしたエクササイズでした。いい汗をかきながら、ついに『青い山脈』を全員で通して演奏することができました。 最後に先生とお弟子さんが、日本昔話のテーマ曲「人間っていいな」を披露してくれました。軽快で素晴らしい動きと演奏は、見ているだけで楽しくなるもの。「次回はこの曲に挑戦したい」とスタッフは盛り上がりましたが、入居者のみなさんは「疲れちゃった」「見ているほうがいいわ~」と言いながら笑顔で拍手を送っていました。 イベント終了後のお茶会では、スタッフ手作りの水羊羹が「すごい、お・い・し・い」と大好評。甘いもので疲れを癒し、のんびりタイムを過ごしました。ゲストのみなさんも「とっても楽しく勉強になりました!また呼んでください」とよろこんで帰られました。 最近のハーウィル栗橋のトピックスは、新しいご夫婦とかぶとむしの「かぶちゃん」が仲間に加わったことです。以前から飼っているインコの「ピーちゃん」の隣に虫かごが置かれ、そこに”かぶちゃん”がいます。ピーちゃんには入居者のみなさんは「おはよー」「元気かな?」と声をかけたり、紙をちぎるのが好きなので紙であやしたりといつも可愛がっています。かぶちゃんも人気者になるといいですね。