場所：ハーウィル栗橋

備えあれば憂いなし！　毎年、実施している避難訓練。今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、4月の予定が8月にずれ込みました。ということで、猛暑の中の開催になりました。毎朝のラジオ体操の時間に、「今日の2時から避難訓練があります。声をかけますので、そしたら玄関に避難してください」と告知しました。それがいけなかったみたいなんです……。入居者のみなさんは、すっかり気分がそわそわ。声がかかる前に、自分から玄関にさっさと出てきてしまう人が続出してしまいました（爆笑）。 もとい、2時になって、職員が「火事です！避難してください」と声かけをして、お手伝いが必要な方や部屋に残っていた方を誘導し、全員が玄関前に集合することができました。 消防士の指導の下、消化器の使い方の説明を受けました。消火器は重いので持ったままレバーを握るのは大変です。きちんと消火器を地面に置いて、上からレバーを押すとスムーズにできます。スタッフは職員の皆さまをお守りするために、しっかり使い方をマスターしました。 最後の総括では、「避難誘導時、スタッフが大きな声で誘導していたのが素晴らしかったです！」とお褒めの言葉をいただきました。また、入居者の方からは「消火器って、どれくらい持つのですか？」という質問が。答えは10年。その後も点検すれば使用できると思いますが、買い替えた方が安全だということです。 さて、最近のハーウィル栗橋はというと、周りはのどかな田園に囲まれているので、稲刈りをした後の畑に、餌を求めて白鷺がたくさん舞い降りています。近くの用水路では、普通に鴨の親子が並んで泳いでいる姿も見られるんですよ。のどかな風景は、外出自粛を意識しつつも、時折、自己判断で散歩を楽しむ入居者の方の癒しになっています。「いつになったらコロナが収まるのかしら〜」「ほんとにね～」と愚痴をこぼしあったり、館内をウォーキングしたりと、明るく平常心で過ごしているみなさんの姿に、スタッフも元気をもらっています。