場所：ハーウィル栗橋・1Fロビー

コロナの影響で3月から延期になっていた、『ギターの弾き語りコンサート』。このタイミングで開催することができました！やってきてくれたのは平井さん。デイサービスのピアノの先生・平井ゆみさんのご主人です。実は2年前にもお越しいただきました。

■以前開催されたイベントの様子 【2020年7月のイベント】

なんと当時のことを覚えている入居者の方がおひとりいらっしゃいました！2年の間で、入居者の方もずいぶん入れ替わっているので貴重な存在です。

まずは「荒城の月」、「サントワマミー」、「アベマリア」など、しっとりと歌い上げる曲を次々と披露する平井さん。普段からライブハウスなどに出演されている実力派の演奏です。

平井さんが「さて次の曲ですが、藤山一郎さん、知ってる方？」と会場に向かって尋ねると、何名かが手を上げます。「名前は知らなくても、この曲は知ってるはずですよ！」と次の曲へ。

演奏してくれたのは、みなさんよくご存知の「青い山脈」。平井さんのアレンジで、聞き慣れた「青い山脈」とは違う軽快でポップな曲に。自然と手拍子を打ち、一緒に口ずさむ方も！一気に盛り上がりました。

その後は、8月15日が終戦記念日ということで、まずは「長崎の鐘」。次に、「死んだ男の残したものは」。この曲はご存知でしょうか？　ベトナム戦争のさなかの1965年、「ベトナムの平和を願う市民の集会」のためにつくられたものです。平井さんの力強い歌声で谷川俊太郎氏の反戦の歌詞が、心に突き刺さります。コロナも戦争もなくなり、平和な世の中になってほしいとみなさん心の中で願いながら、じっと聞き入っていました。

その後は「千の風になって」、「川の流れのように」とおなじみの曲でフィニッシュ。
入居者のみなさんからは、「こんな機会はなかなかないから、楽しかった」、「曲名は知らなくても、聞くと知っている曲ばっかりでうれしかった」、「こんなに何曲も聞かせてくれて、練習大変だったんじゃない？」、といろいろな感想が寄せられました。平井さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。

現在、ハーウィル栗橋は、ほぼ満室です。男性入居者の方も増えて、館内はますます活気づいています。暑い日々が続きますが、早朝や夕方の涼しい時間を狙って散歩に出かける方や、暑くて外には出たくないという方も館内をウォーキングに精を出しているんですよ。みなさん健康管理には抜かりなく、健やかな日々を過ごしています♪