館内イベント

最初に登場した「バーバ・バンド」はその名の通り、シニア世代のメンバーで構成されています。ハーウィル栗橋の入居者のみなさんと同世代の方もいらっしゃいます。元々、女学生時代からのお仲間が集まり、お孫さんが使っていたピアニカやハーモニカで演奏するようになったと言います。6年前から本格的に活動を開始し、今ではキーボードを購入したメンバーもいらっしゃいます。
「荒城の月」「四季の歌」「みかんの花咲く丘」「ふるさと」「あかとぼ」「船頭小唄」「星影のワルツ」と次々と演奏。たまに止まりそうになったりするなど、愛嬌もたっぷり！　参加者のみなさんは手元に配られた歌詞カードを見ながら、おなじみのメロディに楽しく声を合わせました。演奏の途中では、同世代トークでもずいぶん盛り上がったんですよ♪ その後は、民謡の演奏にバトンタッチ。三味線と尺八で「花笠音頭」と「東京音頭」。みなさんがリズムに合わせて手拍子をしていると、今度は「おうまのおやこ」の演奏に合わせて、なんと馬を引き連れた女性が登場。これにはみなさん、びっくり!! 「今日は、北海道からやってきました。名前はメリーゴーランドちゃんです。こう見えても女の子です！」とご挨拶。入居者のみなさんは、近くまできて歩き回るメリーゴーランドちゃんの姿に、ワーワー、キャーキャー、おおはしゃぎ。馬を引く女性のおしゃべりも面白く、会場は笑い声に包まれ、大変な盛り上がりを見せました。 出番が終わり去って行くメリーゴーランドちゃんを、みなさん名残り惜しそうに手を振り見送りました。 ここで、一気に雰囲気が変わり、東京からお越しいただいた先生の本格的な三味線演奏。素晴らしい音色に聞き入っていたのですが……
またしても個性的な風貌の方が現れて、どじょうすくいの踊りが始まりました。最初は女踊り。その後に男踊り。動きがひょうきんでリアル。またまた会場は笑いの渦に包まれました。 他には「しげざ節」という隠岐民謡にあわせた、鍋のふたを使った迫力ある踊りも印象的でした。最後は盆歌メドレーで「北海盆踊り」「対馬盆歌」「炭坑節」。これにはバーバ・バンドのみなさんも前に出て一緒に踊ってくれました。
「なつかしかった」「面白かった」と参加者のみなさんの感想をいただきました。ゲストのみなさんは「コロナ禍でこういう機会が減り、久しぶりにお客さんの前で演奏できて良かった」とのこと。本当にありがとうございました。 そして、ご報告なのですが、ついにハーウィル栗橋でコロナ陽性者が出てしまいました。発覚後の一週間は普段より徹底した予防対策で取り組み、クラスターに発展することはありませんでした。みなさんご無事で、今も元気で過ごされています。年末年始もスタッフも気を引き締めて、みなさんのケアをさせていただきます。

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