場所：ハーウィル東武動物公園　ダイニング 今回は『絵手紙』にチャレンジしようという企画です。まずは、描くためのモデルさんの用意から。庭で育てている花や、花は難しいという人のためシンプルな「手毬」も並べてみました。はじめにスタッフが簡単に絵手紙のイロハをレクチャー。見本を見せながら、「割りばしに炭をつけてぼかすように描くと、カンタンに書けるんですよ～」と説明したのですが、早速に炭を手に付けて直接描き始める方や、見本通りに描き始める方、そうかと思えば、なかなか最初の一歩が踏み出せず、絵葉書を前にじーっと固まってしまう方や、思うままにスイスイと進める方もいて、千差万別状態！ 「思い通りに描けない……」「上手に描こうと思うと、余計思い通りにいかないーー」とぼやく方も多く、「上手に書かなくてもいいのが絵手紙！」とスタッフもお声がけしたのですが、普段は写真が趣味の男性の方は「もう、ダメだ―。写真のほうが簡単だよ」と一心不乱に取り組んでいました。 入居者のみなさんは互いの作品を覗き込んでは「どうしてこんなに上手にかけるの？」とお互いに誉め合ったり、はたまた「紫色を作りたいんけど、どうすればいいんだっけ？」と聞いて「赤と青の絵の具を混ぜればいいよ」とアドバイスを受けて作ってみたものの気に入らず「あなたの紫、使わせて♥」と拝借したり。喧々諤々と絵手紙制作が続きました。 出来上がってみると本当に個性が光る作品が揃いました。絵の隅っこに、オリジナルのサインを赤で書き込むと、見栄えが倍増しました。これは結構、絵手紙のポイントです！

「みなさん、せっかく描いた絵手紙ですから、家族や友人に出してくださいね」と促すスタッフに「こんな下手なのに出せないよー！！」と、まだまだ出来上がりに満足していないようでした。とても素敵な絵手紙ばかりなのに！また、一緒に挑戦して、レベルアップしましょうね。