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館内イベント
童心に返って楽しみました!
2011年2月24日(木)
そろそろ春が待ち遠しくなってくるこの季節。ハーウィル栗橋では寒さを吹き飛ばすような素敵なイベントが開催されました。
2月24日(木)、イベント会場はハーウィル栗橋のセカンドキッチンです。客席にはたくさんの入所者の方がワクワクしながら集合。そこにハーモニカを手にしたボランティアのお二人が登場しました。お二人とも久喜市にお住まいで、絵本や紙芝居、ハーモニカのサークル団体に所属され、地元の小中学校や福祉施設を中心にボランティア活動を行っていらっしゃいます。「ハーモニカの演奏や絵本や紙芝居の朗読で、少しでも喜んでいただければ」と、ハーウィル栗橋にお越し下さいました。
ハーモニカで「おぼろ月夜」「仰げば尊し」「春の小川」「知床慕情」と懐かしい曲を次々と演奏。誰もがメロディに合わせ、自然と口ずさみ、会場はいつしか歌声に包まれていました。9曲の演奏を終えて「最後に、何かご希望の曲があれば教えて下さい」という問いかけに、「美空ひばりさんの曲が聞きたいです」と入居者の方から思わぬリクエストが! 「えー、難しいな…。出来るかな? ちょっと練習時間をいただきます」とお二人は一旦退場。
その待ち時間に入居者の方は歌心に火が付いたのでしょうか、「輪唱をみんなでやりませんか?」という声があがり、「いいわね~」「何を歌いましょうか」とトントンと話が進み、「もみじ」「静かな湖畔」を楽しく輪唱。そこに練習を終えたお二人が戻られて「素晴らしい歌声ですね。もう、美空ひばりさんの曲はキャンセルにした方がいいですね(笑)」と、絵本の朗読にうつりました。
その待ち時間に入居者の方は歌心に火が付いたのでしょうか、「輪唱をみんなでやりませんか?」という声があがり、「いいわね~」「何を歌いましょうか」とトントンと話が進み、「もみじ」「静かな湖畔」を楽しく輪唱。そこに練習を終えたお二人が戻られて「素晴らしい歌声ですね。もう、美空ひばりさんの曲はキャンセルにした方がいいですね(笑)」と、絵本の朗読にうつりました。
朗読が始まると、先程とは打って変わり、会場は水を打ったような静けさに。みなさんお話にじっと聞き入っていました。絵本の世界は子供だけでなく大人も充分に楽しめるものだと再認識。驚いたり怖がったり、すっかり童心に返って物語の世界を堪能しました。
イベント終了後は手作りのコーヒゼリーを味わいながらのお茶会。「とにかく楽しかった」「温かみが伝わってきた」とみなさん大満足の笑顔。普段のイベントでは演者と観客という構図が多いのですが、今回はハーモニカの練習時間に入居者の方々での輪唱といったご愛敬もあり、全員で作り上げた印象深い催しになりました。ハーウィル栗橋の入所者のみなさんは、自分達で考えて積極的に参加するのが得意なのです。
ボランティアのお二人からは後日「みなさんがほんとに立派すぎて、緊張しちゃいました。いろいろ助けていただいて、こちらも刺激を受けました。本当にありがとうございます」とメッセージが届きました。歌や絵本を通じてみんなの気持ちがひとつになる、心が温まるイベントになりました。